2014年10月02日

テレサ·ルー、ト阿玉以来の台湾選手の大会Vに「夢みたいです」

日本女子オープン(10月2~5日、滋賀県·琵琶湖CC栗東·三上C、6522ヤード、パー72)
テレサ·ルー フォトギャラリー
 女子ゴルファーの日本一を決める日本女子オープンを制したのは、台湾のテレサ·ルーだった。
 最終日を3アンダーの11位タイからスタートしたテレサ。トップとは5打差と、逆転するのは厳しい状況だった。だが、テレサは諦めていなかった。
「今日は始まる前まで、スコアをよくしていけばチャンスはあると思っていました。最初の3ホールでバーディを取ることができたので、いいスタートになりました」
 テレサの言う通り、出だし1番から3連続バーディで一気にスコアを伸ばすと、8番もバーディ。前半だけで4つ伸ばしてサンデーバックナインへ。
 圧巻は10番と11番の連続バーディだ。それぞれ5メートルのバーディパットを沈めた。
「ラインをしっかり読むことができたので、入れる自信はありました」(i25アイアン)
 実はテレサ、9月の日本女子プロゴルフ選手権で胃腸炎にかかり、途中棄権していた。マンシングウェアレディース東海クラシックもそれで欠場し、一時、台湾に帰っていた。そこで台湾出身の永久シード選手でもあるト 阿玉(ト アギョク)と会って話をしたことを明かした。
「自分を信じてプレーするように」
 という言葉をもらったというテレサ。それを発奮材料にした。ちなみに台湾選手で同大会を制したのはト 阿玉以来のことで、優勝カップに一緒に名前を刻まれることを「夢みたいです」と笑顔を見せた。
 これでテレサの今季の成績は、リゾートトラストレディス以来、2勝目。ツアー通算3勝目。
「できれば残りの試合でもう一つ優勝したい。自分のベストにチャレンジしたいです」
 残りの試合でどこまで勝ち星を重ねられるのか見ものだ。(ロケットブレイズアイアン)


Posted by 于冢美子 at 10:17│Comments(0)
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